3.1.2.1 プラズマ制御研究系成果

(1)はじめに

 大型ヘリカル研究部プラズマ制御研究系は、研究所設立以来、LHDの本体・プラズマ関連機器の設計、製作、実験を担当し、プラズマ制御の観点からヘリカル磁場配位の基本概念の検討、実験計画立案、実験遂行、実験解析を幅広く行ってきた。研究所設立初期には、現在の開発研究系で担当しているCHS実験の立ち上げや装置技術研究系のコイル電源システム建設等を本研究系が中心となって推進してきている。LHDの建設では、装置技術研究系と合同で本体グループを構成し、超伝導技術とプラズマ物理を合体させて本体完成を達成している。現在は、制御グループ(コアプラズマ関連)、ダイバータグループ(周辺プラズマ関連)、壁相互作用グループ(定常プラズマ関連)によるやわらかなグループを構成してLHD実験に参画し、理学・工学両面にわたる研究成果をあげてきている。

(2)研究成果

本研究系のこれまでの特記すべき具体的な成果は以下のとおりである。

(a)LHD本体の設計・建設および実験遂行による研究成果

(b)LHD関連の基礎開発研究の成果

(3)今後の課題

プラズマ制御研究系の今後の重要課題としては、プラズマ物理及び実験工学の2つの分野にて研究を強力に推進する必要があり、

  1. 平衡制御
    MHD平衡解析とプラズマ電流の効果の検証、
    高べータ実験とMHD安定性の研究
    実時間フィードバック制御の研究
  2. 閉じ込め制御
    閉じ込め則と輸送解析研究
    閉じ込め改善と電場効果の検討
    高エネルギ∵粒子の挙動の研究
  3. 周導プラズマ制御
    ダイバータ効果の検証
    不純物輸送の明確化
  4. 実験工学
    超流動化による4Tへの増力計画の推進
    磁場高遠制御装置の開発
    定常高パワー実験時の真空容器等の冷却の強化
    ポロンコーティング等の新しい壁処理の開発
    閉ヘリカルダイパータ装置の開発
    重水素実験の詳細シナリオの検討

等が挙げられる。




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