4.1.6 ダイバータと磁気島、燃料補給

 LHDダイバータ領域でも理論の研究を進展させた。真空磁気面、粒子軌道解析を高精度数値計算技法を用いて詳細に行い、そのカオス的な振る舞いを理論的に明らかにしている。それと同時に、種々の実験結果との比較を行っている。

 原子・分子過程やプラズマ輸送が共存するダイバーターでのプラズマや放射分布をダイナミックスを含め研究している。特に、プラズマからのエネルギーや運動量の損失により、ダイバーター板の直前に冷たいプラズマができるdetachmentに関し世界的に研究が行われている。そうした放射構造を研究し、detachment面の運動を研究している。

これらに平行しペレットアブレーションのモデルの改良を進めている。


4.1.7 種々のヘリカル配位

 粒子の絶対捕獲や二次電流最小などの視点はヘリカル配位の最適手法として広く使われ、ここでも準対称(準等磁)配位の解析が進められているが、輸送理論や改善閉じ込めの理論の進展は、実際上重要な異常輸送の視点から今後新たな最適化原理を探すために貴重な基盤になるだろう。


4.1.8 幅広い展開

 以上に例示した種々の発展段階にある個々の理論要素を適宜とりいれて輸送現象や閉じ込めプラズマの諸状態を解析している。中心部の高温部のプラズマが示す構造形成の問題、長距離相関揺動による短時閲応答、中心部や周辺プラズマでの輸送障壁の形成、外部ヘリカル摂動磁場による磁気アイランド形成、ダイバーター部の分布や輻射不安定性、そして固体水素のプラズマ中の容発など、多彩な過程について解析を進め物理モデルを提案している。




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