3.5 世界最高峰の定常プラズマを実現する高度装置・制御技術

 LHD実験での最大の目標は、核融合プラズマに外挿し得る高性能プラズマを達成し、炉運転に不可欠である、高性能プラズマの定常保持が可能であることを示すことである。そのためには、プラズマを閉じ込める磁場配位を制御するシステム及び閉じ込められたプラズマを制御する制御技術・装置の研究開発が重要になる。LHDでは、超伝導コイルにより定常的に閉じ込め磁場配位が、プラズマとはほぼ独立して形成されるため、磁場配位の制御は、コイル電流の制御となり、プラズマが絡んだ複雑な制御は必要としない。これはヘリカル系の最大長所である。これに対して、トカマクでは閉じ込め磁場配位(すなわちプラズマ電流及びその分布)の制御が高度な物理、技術開発を必要とし制御の中心をなしている。LHD設計では、標準磁場配位を中心に最適化が行われているが、コイル電流の組合せを変更することで、他の興味ある磁場配位の形成も可能であり、それぞれの配位におけるプラズマ閉じ込め特性を調べることになっている。そのために必要な電源等の整備は着実に進んでいる。

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